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能古博物館は開館以来30年を経て、新たな装いで船出しました。 海や島の環境を活かした「海の博物館」を目指しスタートしたことを宣言します。 メインテーマ「博多湾物語」 博多湾の中心に位置する能古島からの視点で物語りが展開されます。 1. 蒙古襲来 2. 亀井南冥の金印鑑定 3. 五ヶ浦廻船 4. サザエさん誕生 5. 海外引揚の記憶 6. 博多湾のヨットの歴史 ・テーマの戦後編は昭和史を市民の目線で取り上げたのが特色です。 ・木造和船「新生虎幸丸」を建造、進水式行事の後ロビーに展示しています。 ・館内には眺望を楽しむ“海の部屋”が設けられ、中央には大型ジオラマ(博多湾周辺)の大テーブルを設置。 対岸の“シーサイドももち”と眺め比べながら、特製のイスに座ってのおしゃべりが弾みます。 古来、中国大陸、朝鮮半島に近い博多湾は、多彩な海の歴史の舞台でした。 なかでも博多湾のヘソにあたる能古島には、国防のための防人が配置され、 刀伊の入冦、元寇では大きな被害を受けました。 島がもっとも輝いていた時代といわれるのが、五ヶ浦廻船です。 江戸時代、数十隻の千石船が博多湾に浮かび、遠くは蝦夷地までも物資を搬送して交易を行いました。 ようこそいらっしゃいました。 小さな博物館ですが、皆さまのお越しをお待ちしていました。 さぁ、能古博物館をゆっくりお楽しみください。 ・1974年(昭和49):福岡県甘木市(現在 朝倉市)に秋月亀陽文庫として設立 ・1986年(昭和61):法人として登記、財団法人となる ・1989年(平成元年):福岡市西区能古に移転 博物館としての認可を受け、亀門学を軸とした文庫と 博物館(能古島の歴史と自然・博多湾物語・能古焼古窯跡)、 美術館(郷土画家)の機能を併せ持つ ・2008年(平成20):お母さんと子どもたちに親しまれる「海の見える丘博物館」を目指し リニューアル ・2013年(平成25):公益財団法人となる ・2019年(令和元年):新「博多湾物語」発行 |
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